観終わった後、胸が苦しくなった。なんとも言えない現実の救いのなさ。その中でも、人を信じ未来を見ようとしたあんさん。事実に基づいているだけにとても重い。実際には新聞で報じられた小さな記事だから、映画が…
>>続きを読む事実に基づくフィクション。
毒親による搾取、コロナ感染拡大による分断、老人ホームの雇い止め、定時制学校の休校による孤立‥コロナ禍の日本で実際に起きていたことだし「香川杏」は我々の身近にいたかも知れ…
AmazonPrimevideoにて鑑賞。
2020年6月に朝日新聞で報じられた女性の新聞記事を元に入江悠監督が映像化した作品。
監督 入江悠
主演 河合優実
助演 佐藤二朗 板垣五郎
製作国 日本…
河合優実さんの演技はもちろんのこと、佐藤二朗さん演じる多々羅の支援や周りの関わり含め、脚色はあっても事実が根底にあると思うと、どうすれば彼女を救えたのか、いや留まらせることができたのか、ただただその…
>>続きを読むAmazonPrimeで鑑賞。
虚ろな目で街をさまよう、あん。
ドラッグ、売春が日常な毎日。
そんなあんを立ち直らせようとする
昭和な刑事、多々羅。
そんな2人に近づく雑誌記者。
更生しょうとする…
今年最後の目黒シネマさんにて『~光と影のはざまで息をする~』(12/26(木)~12/28(土))と題した『ミッシング』『あんのこと』2本立て鑑賞。
『あんのこと』(2024)
2000年6月に…
ノンフィクションであるという前提であることから、最後までずっと緊張感が張り詰める。
いつ命を落としてもおかしくない、スレスレの環境で育った『あん』が、逮捕をきっかけに、本来必ず与えられるべきだった環…
虐待を受け、薬物依存症、売春、をしている杏(河合優実)が、 謎のある刑事の多々羅(佐藤二朗)や記者の桐野(稲垣吾郎)に、助けられるが…、という話。
かなり、激しい内容だし、杏が、母(河井青葉…
日本映画界から此の手の映画が早く消え去って頂きたいと心底思いました。
最近観た映画では「ケイコ目を澄ませて」や「市子」もそうですが、リアルっぽく作っているだけのフェイクドキュメンタリーでしかないと…
なかなかにエグかった。
ドキュメンタリーを彷彿とさせる映像に、最小限の音楽、迫力の演技。
苦しい現実をこれでもか、と見せつけてのめり込んでしまう。
中盤が和やかに進んでいくだけあって、序盤と終盤がな…
© 2023『あんのこと』製作委員会