このレビューはネタバレを含みます
時折映される少年の横顔のズームが印象的。歩きながら主人公がヨーヨーをするのだけれど、映画でヨーヨーをしているところを見るのは何気に初?かもしれないので、新鮮だった。道端でサックスを吹く男の演奏を最後…
>>続きを読む人間が定住を始めたのはここ数千年であり、それよりはるかに長い年月の間、移動生活を送っていたことが頭をよぎる。
とかいう自分もここにこれ以上いられないと思い立ったらいてもたってもいられず、一年で国境を…
ジム・ジャームッシュ長編初作品。その後の作品からは想像がつかないほど終始ただただ暗いムード。
戦後を連想させる人物たちや、荒廃した街並みなどが、当時のリアルなニューヨークを映し出しているのか。
80…
人にちょっと変だと思われたい厨二病がニューヨークの街で出会う本物の気狂いたち。
なんだか不安な気持ちになる音楽がアロイシュスの、まだ自分が何者か分かってない、不安定な心理を表現しているようでピッタリ…
ジム・ジャームッシュの長編デビュー作。
何も起こらないまま進んでいく独特のテンポや、そこにある日常を静かにすくい取る視線が、とても詩的で好きだ。どこか今泉力哉監督の作品にも通じるところがあるように思…
© 1980 JIM JARMUSCH