「追憶の劇だから舞台はほの暗く、センチメンタルであって、リアリスティックではない」──まさに本作はこのセオリーを大胆に膨張させ、追憶と現実と夢が混ざり合う、詩的に脚色された寓話的世界だ。 さまざまな…
>>続きを読むカブトガニの帽子かっこいい。
3人1役にすることで現実と空想の境目が曖昧になっていてシンプルだけど良い仕掛け。楊徳昌などのアジア映画の系譜を背負っていてバチッと決まったシーンがしっかりあって見応えあ…
(別媒体から感想を転記)
2024/01/20
虚実曖昧な映像の組み立て。『恐怖分子』や『台北ストーリー』の引用が露骨で、監督が楊德昌フォロワーということははっきりわかった。ポスト台湾ニューシネマ…
©Ningbo Henbulihai Film Productions/Cinemago