時々、私は考えるの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『時々、私は考える』に投稿された感想・評価

JIZE
3.4

アメリカのオレゴン州アストリアの港町を舞台に幻想的な死について空想にふけることが唯一の楽しみである女性が職場の新しい同僚と交流し始めたことで孤独だった彼女の日常に変化が訪れる。踏み出す歩幅で、人生も…

>>続きを読む
静かな映画。手に汗握るブロックバスター作品を観たあとだと、何が起こったか分からないくらい静かな作品。
でもそういう映画にはそういう映画の良さってもんがあります。
juri
1.5

主人公フランが一歩踏み出せたのよかったねという気持ちがないわけではないけれど、別に踏み出さなくてもええやんと思ってしまう自分がいる。

それは多分子どもの頃からずっと愛想がない愛想がないと言われ続け…

>>続きを読む
3.6

手を繋いだらきっと指先が冷たくて手のひらもさらさらしてそうな主人公。感情の起伏もなく、他人とのコミュニケーションを避けつつ日常を送っている。
ところどころ唐突に差し挟まれる主人公の妄想シーン。

み…

>>続きを読む
iroiro
3.8

平坦な日常の海に一滴の雫が垂れる。するとそれはたちまち広がり、海の色を変えてしまう。この映画ではそんな恋の始まりを描写していて、ちょっとドキドキしてしまう。心を開けない主人公が、決心して行動に移し、…

>>続きを読む
雰囲気とか結構好みなんだけど、物語の起伏が少ないので単調に感じた。

2025-397
Jul-57
hide
3.5
note
期待したほどの内容ではなかった。

胸がキュッと高鳴るゴールデンアワーも静かな街も森も。ああ、私の世界。ああ、生きてるって感じ。多くのおセンチ内向型のリアルな脳内理想が詰まりすぎてトゲトゲしい現実とのコントラストに息が詰まる。なぜ人間…

>>続きを読む

基本的にどんよりとした天気かつ港町が舞台、加えて無口で風変わりな主人公なのに、全体を通してジメッとした感じが皆無なのがなんか新鮮。
それは多分、端々に出てくる空想シーンが無機質で、人間的な生々しさを…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事