呉美保監督作品で、しかも「アイ·ラブ·ユー」でろう者として主演した忍足亜希子さんが出演しているのでぜひ観たかった。
「Codaあいのうた」の日本版とも言えるが、反発して家を出て行く息子の大(吉沢亮)…
耳が聞こえない両親を持つ子供。
その誕生から青年期まで、心の移り変わりを描く。
見る前から心が苦しくなる映画やろな…と覚悟を持って臨んだ。
想定通りというか、それ以上に辛い現実でドキュメンタリーを…
小さな時から手話と口語を覚えていくコーダって凄い!
脳が柔らかい子どもだから覚えられるんだと思う。
この劇中でもばあちゃんが手話を難しいものと言っている。
この息子と母親の関係性はよくあるものだけ…
ラスト15分がよすぎる。
特に電車のシーンなんて、普通の親子より仲がいいんじゃないかと思った。
素敵なお父さんとお母さん。
息子さんも思春期はあったものの一般的な家族となんら変わらず。
重すぎな…
追記
お母さん役の忍足亜希子さんは、実際にろうの役者さんだそう。
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これは良い。終盤で改めて感じた、母子のあいだにあるあたたかい空気感。あのシーンで終わったことが本当によかった。お母さん役の女…
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