『テレビの中に入りたい』
本作を実は昨年インドに一人旅に出る飛行機の中で既に観ているんだけど、機内の小さなモニターで観たことやインドに一人旅に出ちゃうぐらいにはメンタルやられてた時期だったので、正…
この映画から受ける気持ち悪さと絶望感こそ、クィア当事者が感覚として過ごしてきたトラウマをそのまま体感させられているようで、その暴力性にしばらく唖然としてしまった。
クィアがクィアとして生きる世界に…
色のある世界と現実とのギャップ。自分自身、映画やアニメなど非現実に逃避することが多く、また主人公の性格と重なる部分もあるため、とてもシンドイ内容だった。シンドイを避けるため、非現実に逃避する、時間が…
>>続きを読む深夜から明け方に変わる頃の透明な静寂、孤独が溶け出したような心地よさ。
音と光が深く美しく、シアターに反射する光に網膜が喜んでいる。別の誰かの人生を歩めたら。
心を遠くへと連れて行く魔法は、時間…
居場所を感じられないオーウェンとマディを繋ぐTV番組『ピンク・オペーク』。
ブラウン管に映し出される光と彼らを包み込む闇。
記憶と現実の相違。
時を経ても拭われない違和感。
自分にとっての本…
【見どころ】
① TVドラマに夢中の2人。
② それぞれの家庭環境。
③ 90年代の雰囲気。
④ 現実のゆらぎ。
⑤ TVドラマの結末。
【感想】
中盤くらいまでは陰鬱な青春ドラマ。抑圧された虚ろ…
このレビューはネタバレを含みます
内容がとても複雑で考察のやりがいのある作品でした。
個人的にはテレビの中のピンク・オペークの世界が現実世界であり、オーウェンとマディのいる世界は真夜中の世界(ピンク・オペークの2人の精神世界)だと解…
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