
90年代の気だるさが残りながらミレニアムに浮つく2001年の空気感が真空パックされているようで懐かしかった。
主人公の彼氏が気持ち悪いほど粘着質なくせに狂気的でも暴力的でもなくて中途半端で同情する要…
まっとうな生き方とは何だろう。
地に足のついた生き方とは。
2001年の台北。
退廃的な生活を送るヴィッキーとハオの様子が映し出される。
ハオは働かずに遊んでばかりのクズ男で、嫉妬心が強くヴィッキ…
ハイライトの青が冷たく軋んでてよろしよすな。東京の昼間になった途端つまらなくなっちゃうな。
ハンみたいな半グレや組員になれないような奴等がミレニアムの若者らしいなと。びびるしオラつくし、いいなーと…
「年月が過ぎても思い出す」
ホウ・シャオシェン監督の大人な青春映画
2001年の台北
欲望渦巻く都会で刹那的に生きる主人公ヴィッキー(スー・チー)
10年後のヴィッキー視点で過去を回想するよ…
ずっと余白があって見る側に委ねられてる感じ。
タバコと酒と恋人とたまに映画。それが拗れたときに救いとして存在する仏教。
内容も自分の生活と相まって、合間合間に自分自身の悩みや生活、人を思い返すこと…
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