鈴が宅配便でやって来る劇的でなさと落下による時間越えの特権性を無効化する発泡スチロールの落下。空間変化が感動を想起させるようなものでなく単なる現象に始終なっている(現代の人が騎士に変化するなどでは…
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眼差しは人形劇の操り人形になって
訪問者をイェナチュの方へ導く、、から始まるが、この意味がラスト明らかに。。
20年前17世紀何者かに暗殺された
革命家イェナチュのミイラを発見された。
手に…
捨てたものが戻ってきちゃう奇妙さは、古典的な手法、捨てたのに!
楳図かずお「呪いの館」の赤ん坊少女タマミは、いまだマイトラウマ・ナンバーワン。
不穏な気配が物語を駆動する点は、ニコラス・ローグ「…
撮り方や画面の雰囲気は別に普通な感じなんだけど、なんだかその映像の中に読みきれない部分があるような気がして、それがこの作品がミステリアスな雰囲気になっている理由なのかと思う。作品の内容は現実と妄想…
>>続きを読む映画としては割とスッキリと見れる。しかし、終わった後に考えるとまとめられない。あれ、これはなんでだというのが次から次へと出てくるのだ。まとまっていないが記録させていただく。
イェナチュの殺された真…
映画はその場にいない人として、その場にいない人を見る、亡霊を見るための装置。
デジュヴュを見る側であった主人公が、デジュヴュに見返され、デジュヴュの中に入り込み、最後は仮面の群衆に見られる側になる。…
17世紀の英雄イェナチュの死の謎をめぐり、彼に取り憑かれたジャーナリストが死の鍵となる鈴を手にした事により現れはじめる既視体験<デジャヴュ>。
ふたつの時代・ふたつの現実が交差する幻想のなかを彷徨い…
(c) JENATSCH: 1987 T&C Film AG