血か才か。芸を磨き続け、国宝まで上り詰めた一人の人間の努力と葛藤。
努力は報われる。その言葉は真実かもしれないが、その人を取り巻く環境とか状況で無情になまでに変わる。
どんなに無情な扱いをされようが…
これはロングランで上映するわ。
作者、監督、役者、観客が共通して共鳴しているものがある。
そういうものを持った作品が、広くその時の世に届いていくんだろうな。
新しい時代へ変わっていこうとしていても…
正直期待値が高すぎて、そこまでは応えられなかった。
ストーリーに感動するというよりかは
キャストの演技、歌舞伎を完全に学んだという姿勢、情景が良かったという感じなのかな。
結局、血の家系は残らず…
芸の世界に生きる人間の業や、才能と血筋、芸に人生を捧げることの重さを描いた作品。
見応えはあるし、作品としての力も感じる。ただ、個人的にはそこまで刺さらなかった。
一方で、吉沢亮の歌舞伎の名場面…
©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025 映画「国宝」製作委員会