李相日の圧倒的外さなさは言わずもがな、
脚本の奥寺佐渡子のフィルモグラフィーもすごいぞ。
積雪と血飛沫
白化粧に口紅
純白と紅血が織りなす狂喜乱舞の連獅子。
子を突き放し育てるという連獅子の物語は…
長くも楽しく見た。
小説2冊をぎゅっと映画にしたのできっと本来なら3時間でも短いのだろう。そう考えるとよくまとまっていたなと思う。
ただ、どうしても深掘りされない部分が多くなって事象の羅列になりが…
個人的に「X年後...」で場面が転換する映画(時間軸がびゅんびゅん飛ぶ、長いスパンの話が描かれた映画)はハマらないものが多く、この映画もちょっとその感があったかな、、原作読んでたらすんなり観れたのか…
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