『国宝』
圧巻の一言。気がつけば3時間近く、瞬きも惜しいほどスクリーンに釘付け。こんなに没頭した映画体験は、いつ以来だっただろう。
映像美、構図、照明、音、すべてが緊張感と美の狂気に満ちていて、…
芸が人を食う物語だった
途中、人が美しいのか、芸が美しいのか、わからなくなった
最後まで観ても、どちらが答えかわからなかったけど、芸に食われながら息をする人間を「美しい」と思ってしまいたくなる自分が…
舞台のシーンにたっぷり時間が割かれていて、大満足の3時間だった。
顔のアップも多くて、舞台上の緊張感がびしびし伝わってくる。音楽もぐいぐい引き込んでくる。
美しいだけで終わらない臨場感があった。
確…
「綺麗なそのお顔に喰われないようにね」
吉沢亮と喜久雄のどちらにも捉えられるセリフが最初印象的だったけどどちらも顔に喰わず芸で全てをもぎ取ってくれていた。
横浜流星も然り、この二人が演じてくれて本当…
去年から楽しみにしていたこの映画、初日に見れて幸せでした✨
一番よかったのは、喜久雄が初主演前に震えながら俊介に言った最後の言葉のシーンでした。血という言葉の重さよ…
舞台に立っているシーン、稽古シ…
©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025 映画「国宝」製作委員会