とにかく圧巻で恍惚の極致。
175分という長さを微塵も感じさせない、極上のエンターテインメント作品だった。
吉沢亮と横浜流星の歌舞伎、芝居にかける思いや気迫がこれでもかと伝わってきて気圧されてしま…
原作を読んだ時から楽しみにしていた実写。
リアル御曹司だと、染五郎くんとかかなあと予想していたけど、素晴らしい俳優2人でした。
いちばん好きな、震えて化粧ができないきくちゃんに俊坊が筆を取るシーンは…
圧倒的映像美
息を呑むような美しさと迫力
見るものから見られる側の視点の切り替えやローアングルや舞台袖からの視点など巧みで、単なる時代劇的な美しさにとどまらない深みを帯びている。
見終わった後…
歌舞伎をよく知らない私だけど
めっちゃ良かった
なにしろお話が面白い
表になり裏になり交錯する生き様を強烈に描く
二人の放つオーラからずっと目が離せない
物語は強く澱みなく
映像は静かに美しく
…
上映時間は約3時間であったが、その長さを全く感じさせないほど引き込まれる作品だった。吉沢亮さん、横浜流星さん、渡辺謙さんら、歌舞伎役者ではない俳優たちが吹き替えなしで歌舞伎を演じていたことには驚かさ…
>>続きを読むNetflixが多額の制作費をかけて相撲や女子プロレスの作品を作り話題になった。
日本の配給会社に勤めてる映画関係者はきっと歯痒い思いをしていたに違いない。
歌舞伎の稽古に1年半を掛けたこの作品は…
映画館で見たってのもあるけど、普段映画で泣いたりせん自分がタコ泣きした。
名前を襲名しても一族としての血筋は越えれなかったという描写。
血筋は繋がってなくても芸は継承されるという描写。
白虎から…
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