原作は『横道世之介』の吉田修一。
監督は『流浪の月』の李相日。
主演は『青くて痛くて脆い』の吉沢亮、他にも『沈まぬ太陽』の渡辺謙、『正体』の横浜流星、『純情きらり』の寺島しのぶ、
監督助手には『子ど…
圧巻の演技力と映像美、歌舞伎という世界の複雑さ、そして人生を感じさせるストーリーに魅了される作品。生まれた時からどうにもならない不条理さやその不条理な中でも貫く意思が導く景色があること、何かで突き抜…
>>続きを読む原作ではそう読み取るのは違うのかも知れないけど、キクオが望んで道を極めたという訳ではなく、導かれるままにたどり着いた雰囲気が好き
普段音楽映画、ミュージカル映画で過剰に感じる劇伴が、最初の演目では…
吉沢亮と横浜流星、圧巻の演技だった
(曽根崎心中がとくにすばらしかった)
3時間を感じさせないくらい没頭して見た
物語としてもおもしろく、血筋が大きな後ろ盾となる世界の中で、血筋という盾がなくても…
歌舞伎を知らない者に対しても伝わる気迫が感じられる傑作。
作中劇として繰り広げられる「曾根崎心中」が、形は違えど、喜久雄と俊介のこれまでの歩みと、そしてこれからと重なり、胸が熱くなった。
反面、登場…
©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025 映画「国宝」製作委員会