国宝の作品情報・感想・評価

『国宝』に投稿された感想・評価

4.4
72,306件のレビュー
R
3.9
このレビューはネタバレを含みます

映画館で。

2025年の日本の作品。

監督は「怒り」の李相日。

あらすじ

この世ならざる美しい顔を持つ喜久雄(吉沢亮「ぼくが生きてる、ふたつの世界」)は抗争によって父を亡くした後、上方歌舞伎…

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チープさがやや目立った
4.0

357本目。

人間国宝は、重要無形文化財保持者として各個認定された人物を指す通称である。日本の文化財保護法第2条第1項第2号は「演劇、音楽、工芸技術その他の無形の文化的所産で我が国にとって歴史上又…

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このレビューはネタバレを含みます

出てくる俳優さんが皆歌舞伎の人かと思うほど溶けこむというかのめり込んでいた。

序盤の子役の歌舞伎シーンから一気に心を奪われる。
主演2人の歌舞伎は
歌舞伎のシーンではもはや女性にしか見えない。美し…

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大人の二人の演技はもちろん素人目で完成度が高くすごかったけれども、特に子役の子の演技力に圧倒された。
屋上でのシーンでは映像の美しさに引き込まれた。
頰杖
4.8

『消えない背中の刺青と超えられない血縁の壁』

守ってくれるのは血か芸か。
歌舞伎について無知な自分にとってはどうかと半信半疑で見に行ったけど、そんな不安を吹き飛ばすくらい目が離せなくて見応えある超…

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凄まじい生き様のほんの一部分

作品もそうだが、まずはこの作品を表現し切った役者たちに拍手を贈りたい。題材が歌舞伎だからこそ一瞬たりとのチープな部分を見せてはいけない。そこへの集中力や執念が伝わって…

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芸を極めた者にしか見えない風景、美とは形の醜悪ではなく、その者の魂に宿る何かである。死の覚悟と曽根崎心中、そして芸に命を懸ける喜久雄の魂にこそ、美は宿る。
人は誰しも何かに命を賭す、その時にこそ美は…

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虚
5.0

食い入るように観てしまった。
頭のてっぺんから足先、細部まで意識を巡らせ、この作品は完成したのだと画面越しから感じとることができた。

歌舞伎、「国宝」という映画を通じて芸能の美しさを知り、作中の節…

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面白かった。考え方が変わった。
自分にもなにか極めるものが欲しい

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