ひたすら肉体を鍛え規律に従い生きる外人部隊の日常。そこには命を預け合う者同士だけが共有できる本能的な相互依存感情があり、その感情から必然的に発生する閉塞感は、閾値を超えてむしろ解放感に似た感覚へと変…
>>続きを読む私が惹かれたのは、特定のシチュエーションのもとでの映像美ではなく、ストーリーの内容だった。象徴的な意味で、似たようなことは散々やってきたしやられてきた。心の奥底では誰もが抱える、生きる限り避けること…
>>続きを読む【負けた…のはどちらだったろう】
ストーリーは至ってシンプルで、外国人部隊の曹長だったガルーは上官のフォレスティエ少佐に特別な感情を抱くも、入隊してきた若く魅力的なサンタンにフォレスティエが惹かれ…
映像は美しいけどあんまり好みの作品ではなかった。
「上官を愛し、服従することが軍のルールだ」というようなセリフが出てくる。これはフランスの軍の暗黙のルールとして一般的なものなのか、それとも主人公が…
外国人部隊の上級曹長だった男の回想録。
アフリカのジブチに駐在しているガルーは、上官のフォレスティエに憧れ以上の感情を抱くようになっていた。
そこへ新兵のサンタンが部隊に加入する。社交的なサンタンに…
映画館で観ていて本当に辛かった。ずっと「いつ終わるんだろう」と思いながら観ていた。
いくらアフリカの風景を美しく撮っていても、空っぽな物語では脚本の弱さをカバーできない。
登場人物同士の関係性がまっ…
嫉妬って人間を誤った方向に向かわせてしまうもの。相手を貶めても自分も落ちてしまうのに…。人間の気持ちの複雑怪奇なところを表現したような作品かなという印象です。海が不穏な空気と対照的に美しくて心がザワ…
>>続きを読む© LA SEPT ARTE – TANAIS COM – SM FILMS – 1998