「虚(八犬伝)」の世界を生み育て、28年もの時をかけて完結させた、馬琴の「実」の物語。
目が見えなくなっても書き続ける、字を教えながら、覚えながら書き続けるって、途轍もないパワーですよね。
描き切っ…
腰折れ
物語の中と外を交錯させたフォレストガンプのような尖った角度で描いた里見八犬伝であったが。虚と実が入れ替わるたびに話の腰が折れどちらも中途半端な作品に着地してしまった。芝居も嘘くさいし肝心の…
全106冊の長編小説を28年掛け制作した滝沢馬琴。
滝沢馬琴の人生が綺麗にまとまってました。
「有害の方が無意味よりはまだ意味がある」とか中々刺さる言葉でした。
八犬伝を読もうとはとても思えませ…
時は江戸時代、人気作家・滝沢馬琴は友人の絵師・葛飾北斎に構想中の新作を語り始める。それは、由緒正しい武家・里見家にかけられた呪いを解くために、娘の伏姫が祈りを込めた八つの球を持つ8人の剣士が壮絶な戦…
>>続きを読むファンタジーはもともと苦手であり八房は気持ち悪かった。八犬伝を知らなかったのと役所広司の出演で見ようと決めた。虚と実に対する馬琴と南北の考え方の違いにインパクトがあった。言葉で表すと勧善懲悪か清濁併…
>>続きを読む気合い入りすぎな『ひろ子八犬伝』を観たおかげか、この映画の八犬伝パートがそうめんくらいスッと入ってきた。なんか朝ドラみたいな清潔感だった。
晩年の執筆段階で八犬伝における大サビが書かれるという、馬…
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