確かに喜八としては異例の作品だが、〈過去〉における野球のゲームの徹底した疎外、若者たちの死に急ぎの速度、〈現在〉との完全な断絶(忘却)(『肉弾』の継承)は、単なる「戦争情話」には収まりきらない戦慄を…
>>続きを読むタイトルから「ラストゲーム 最後の早慶戦」とほとんど同じ展開を予想するも、その映画が90分かけてやった部分を30分でちゃちゃっと済ませる。
その後は学徒出陣+海軍+神風特攻隊ものへと移行する。
大学…
『日本のいちばん長い日』『肉弾』などの岡本喜八監督による日本映画。キャストは永島敏行、勝野洋、本田博太郎などなど
昭和18年の春、文部省は六大学野球連盟の解散を要求する。その為に早慶両野球部員は「…
ラピュタ阿佐ヶ谷の岡本喜八特集にて。最初に観たのは小学生の時で、その後もテレビやビデオで何度も観た作品。初めて観た時は監督が岡本喜八だということももちろん知らず、ただこのような「特攻」というものがか…
>>続きを読む岡本喜八だからこその説得力。割と孤独な肉弾に対して今作は対極でもある。胸が熱くなるのに変わりはないけど。女学生から女郎へジョブチェンジの大谷直子始め皆素晴らしい。欲を言えば天本英世がどこかに出ていて…
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