英霊たちの応援歌/最後の早慶戦の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『英霊たちの応援歌/最後の早慶戦』に投稿された感想・評価

さっ

さっの感想・評価

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確かに喜八としては異例の作品だが、〈過去〉における野球のゲームの徹底した疎外、若者たちの死に急ぎの速度、〈現在〉との完全な断絶(忘却)(『肉弾』の継承)は、単なる「戦争情話」には収まりきらない戦慄を…

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かぶき

かぶきの感想・評価

4.0
冒頭とラストはほぼ同じ絵面なのに、この映画を観終わったあとには別の意味をもつ何とも良い構成

明るくドライなキャラクター達が、戦争の悲惨さをより物語る岡本喜八イズムだなぁ
mh

mhの感想・評価

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タイトルから「ラストゲーム 最後の早慶戦」とほとんど同じ展開を予想するも、その映画が90分かけてやった部分を30分でちゃちゃっと済ませる。
その後は学徒出陣+海軍+神風特攻隊ものへと移行する。
大学…

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HK

HKの感想・評価

3.7

『日本のいちばん長い日』『肉弾』などの岡本喜八監督による日本映画。キャストは永島敏行、勝野洋、本田博太郎などなど

昭和18年の春、文部省は六大学野球連盟の解散を要求する。その為に早慶両野球部員は「…

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たうら

たうらの感想・評価

3.3
いやコンバットマーチから始まるオープニング胸熱。
最初の30分はものすごく良かった。
しかしその後になるにつれて普通の冗長な戦争映画になってきたのが残念。

ラピュタ阿佐ヶ谷の岡本喜八特集にて。最初に観たのは小学生の時で、その後もテレビやビデオで何度も観た作品。初めて観た時は監督が岡本喜八だということももちろん知らず、ただこのような「特攻」というものがか…

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otom

otomの感想・評価

4.1

岡本喜八だからこその説得力。割と孤独な肉弾に対して今作は対極でもある。胸が熱くなるのに変わりはないけど。女学生から女郎へジョブチェンジの大谷直子始め皆素晴らしい。欲を言えば天本英世がどこかに出ていて…

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せいご

せいごの感想・評価

3.2
野球絡ませなくてもよかった。投球フォームは大学野球やっている人のそれじゃなかった。映画冒頭と終盤の「イヤー」つって写真出るところが怖かった。
どら

どらの感想・評価

2.0
テーマが今の大学野球を語る上で外せないものなのに、作りが雑過ぎる。
早慶戦のシーン短すぎて驚いたけど、特攻隊を捉えたアメリカ軍の実際の映像とか混じっていて興味深かった。
若くしてみんなどんな気持ちで死んでいったのか、って少し理解の助けになる映画だったかも。
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