あヽ特別攻撃隊の作品情報・感想・評価

「あヽ特別攻撃隊」に投稿された感想・評価

大映で作られた戦争映画「あゝ」シリーズの一つ、そんなシリーズがあったのかと初めて知った、そういえば中身覚えてないけど一つは見たことあると思う

内容はタイトル通り特攻に身を投じることになる青年(本郷功次郎)を中心にって感じ

正直きつかったです、特に中盤以降は見続けているのがつらかった、戦争描写が酷くてつらいわけではない、退屈、つまらなくてつらかった

んー美化し過ぎってわけでもないんだけど、なんか小綺麗さが目立つかなーと、青春映画として割り切って見ても淡い恋、仲間との友情、先輩との確執和解、どれもいまいち響かない、表面上って気がする

そもそもこれ見たのは野添ひとみが出演していることのみ!出番のある前半を過ぎてからは、、、彼女の出演シーンだけはもう一回見たw やっぱかわいい!

他は顔と名前一致するのが数人で、ストーリーにも引きこまれなかったとあって、個人的にはいまいちだったかなと、違った見方すればまた違って見えるんだろうけど
大平洋戦争の真っ只中の昭和19年10月。
海軍少尉の野沢明(本郷功次郎)は休暇で故郷を訪れ図書館に立ち寄った。
そこで山中令子(野添ひとみ)という少女に出会い、後に手紙のやり取りをするようになる。
しかし日本の戦局は悪化し、上層部は航空機を体当たりさせる作戦に着手する。
野沢の隊もついに参加する事に・・・。

『あゝ〜』シリーズのひとつで、ストーリー的には同じような流れ。
そんな中でインテリ軍人に対し、軍人教育しか受けてない上官とのぶつかり合いはちょっと切なかったですね。
お国の為…だけにしか教育を受けてない男が恋愛をしてもその考えが変えられないという葛藤の姿がなんともいえない。

さらに野沢と令子の恋愛の結末がちょっと驚いた。
戦時下なら当たり前だったのかもしれないが、映画として彼女をあっさりとアレさせたのは意外でした。
ラストもすんなり特攻に行かせないという流れも意外なもの。
ちょっと珍しい作品という印象でした。
青二歳

青二歳の感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

大映戦争映画はドラマ重視。というより特撮がポンコッツなので戦闘シーンを省くのがお約束。と思ったら出撃シーンはなんと本物の飛行機の離陸を撮影!…すごい。ほか空襲や特攻の場面は本物の戦記記録映像を挿入。予算のアンバランスさこそプログラムピクチャアと呼ばれる映画の面白さですな。

今作は群像劇として力入ってるものの、ラストが今ひとつ。ラストが特攻隊のインテリジェンスを無視した青春の情動で攻めちゃうのがなぁ。浦和高校の図書館からスタートしたり、京大の文科出身であることを合唱で描いたりと多面的に描くのかと期待した分残念。でもプログラムピクチャアとしてたくさんの戦争映画が作られたことに意義があるよね!
なお浦和高校は今作がデビューの監督の母校とのこと。

参謀に高松英郎、相変わらずいい声のイケメンだわ。幸薄そうな母にはお馴染み滝花久子。野添ひとみの目力は江波杏子に通じる不気味さがあるよなぁ。でもキスくらいしちゃえよ!もう!