蝦夷の地、アイヌの地の歴史(の一端)を知る、とても良い映画だった!
アイヌ語については今もどの程度残っているのか全然知らなかったので、会話のシーンにとても迫力を感じて衝撃でした(アイヌ人役の俳優さ…
シサム=アイヌ語で隣人。侍らしさの理想像と隣人愛との間で葛藤しながら未来を見出そうとする等身大の若者の物語だった。
やや頼りない次男坊の孝二郎が、兄を殺され、武士らしく生きるには仇討ちをやり遂げるし…
アイヌとは「人間」という意味
そして、シサムは「隣人」
孝二郎と一緒にアイヌの村に入っていく感じで、物語の中に引き込まれていく。最初は言葉もわからないしちょっと怖かったけど、段々とアイヌの方々の…
2024.59
野田サトルが『ゴールデンカムイ』を描くにあたってアイヌに行なった取材で、
「虐げられる弱いアイヌのキャラクターはもう懲り懲りだ。強いアイヌを描いて欲しい」
と言われてアシリパが生ま…
前置きに映画とは少し話しは逸れるが
僕は北海道に生まれて小・中学校の社会の授業でも
アイヌのことを学んで育ってきたし、
北海道の博物館に行けば北海道の歴史の大半は=アイヌの歴史と言える。
アイヌと和…
良かった…
予告編見てみてもピンとこなくて観ようかどうか悩んだけど、そういえばアイヌの人たちの映画観たことなくて、アイヌ文化や歴史についてあんまり知らんことに気付いて、知りたくて観てみた。
初め結構…
自然を最大限に感じる映像。樹木の隙間から見上げる空。虫たちの羽音。森に広がる大木の力強さ。ぬかるんだ道に草が覆い茂る。
強烈な銃の発砲にまるで自分に向けられたかのように飛んでくる弓矢。弓を引く音に…
兄の仇を追って、武士の青年が、蝦夷の大地に足を踏み入れる。
雄大な自然、夏の北海道、本州にはない壮大な景色を映像化し、アイヌの人々の言葉や生活を映像化した素敵な作品。戦闘シーンも、人数は少ないなが…
史実を元にした話であるから余計、アイヌと和人の理不尽かつ無益な争いだなと感じてしまいました。もちろん、創作部分も含まれているため、監督脚本家の趣向も入っていると思いますが。
作中、アイヌの土地へ松…
©映画「シサム」製作委員会