ムンバイ出身のパヤル・カパーリヤーの長編劇映画デビュー作である。
インドの結婚にまおける男性中心的かつ保守的な習慣を諷刺するという点では『花嫁はどこへ?』みたいなその種の映画を思わせるところが…
喧噪の大都市ムンバイと、ちいさな海辺の村。対比的な二部構成で、現代の都市に生きる三人の女性たちの、孤独と愛の渇望をえがく。それは魔術的なフィクションの力を借りての、再生の物語でもある。
撮影と、緻…
「どこの家でも一人はムンバイに親戚がいる」
「仕事もあって、稼げる。今更誰が村に帰りたいと思う?」
ギュウギュウ詰めの電車とキラキラ光る高層ビル。雨に湿ったムンバイの街は東京にも少し似ていて、過剰…
んー、よくわからなかったー。
幻想?と現実があいまい…
けど、インド好きな人にはたまらないのかなー。
そもそも女性二人は本当の姉妹ではないんだけど、話しが細切れで途中ウトウトしてしまい、海沿いの実家…
生活や心情描写を丁寧に丁寧に積み上げていて、(宗教も文化も違うながらも、この生きづらさは普遍的なものなのか〜)としみじみしていたところに、唐突にアヌの彼氏が登場して、いやなんでここに…?と戸惑い、矢…
>>続きを読むインドの映画作品ではあるけれど、これはインド映画ではない。どこかの街で起きた普遍的なことを描いている作品。
静かに描かれる女性二人は、30代半ばのわたしにはとても共感しやすいキャラクターだった。親…
ええ感じでした。こういうのを観ると世界が平和になるような気がします。
夫が流されてくる、ご都合良すぎる展開もなにか夢みたいな感じでいいと思います。物語ならでは。
いや〜もっと貪欲にゆるく生きてい…
『夜明けのすべて』のインタビューで三宅監督が「信じがたいような広がりや大きさも捉えたいし、逆にものすごいミクロなサイズ、夜景の1つでしかない家の光も、等しく捉えたいなと思ってつくりました。」と言って…
>>続きを読むムンバイの風景はすべて青みがかっていて、都会の硬質な感じとすこし蒸し暑そうな、人混みの雰囲気があってすごくよかった。
終盤、小さな村ですべてが収束していくことに疑問はあったけど、いちばん最後に星空と…
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