雪崩のようにキャラクターが登場して面食らいそうになるが、キーパーソンとなる人物はきっちり識別できているもんだから匠の技なんだと思う。
そしてこの貴族たちの有象無象感それ自体がアイロニーの装置として…
はじめから登場人物が多く、名前も階級も役職もわけがわからないけどみなさん忙しすぎて悠長に人物登場させてる場合じゃないよねって感じで圧倒される。最後までなんとなくしか把握はできなかったけどそれでもなぜ…
>>続きを読むアガサクリスティーな世界観を期待して鑑賞。
豪華な貴族の屋敷の暮らしは満足。
ただ本当に、登場人物が多いのと関係性が複雑で、最後まで会話の中に名前だけ出ても誰やっけ?となってしまった。
けどあ…
誰が誰だか分からずワタワタしてるうちにどんどん進んでいく。けど最後の方でやっと識別できたので楽しめた。整理のしづらさがわざとらしい。ミステリー要素が強いのかと思いきや、貴族と召使の関係性を重視した人…
>>続きを読むロバート・アルトマン監督が得意とする「群像劇」は「ナッシュビル」で始まり「ショート・カッツ」で完成されたスタイルで、多くの登場人物それぞれに物語を持たせる脚本力の問われる手法です。
日本の三谷幸喜…
アカデミー賞脚本賞受賞作。サスペンスとはいっても屋敷内のVIP客人、そのメイド、屋敷の使用人などの人間関係がメインになっていて、登場人物がめちゃくちゃ多いし中には身内がいたりするので相関図の理解が難…
>>続きを読む20世紀前半、イギリスの階級社会の縮図がすごい!
郊外の大豪邸ゴスフォード・パークに狩猟のために集まって来た人々のドロ沼群像劇。殺人事件が起こるのでミステリーかと思いきや、警察はさほど活躍しない。…