これから"聖なるイチジク"は女性の自由、権利を"元の木"を枯らして育てられるか?
見応えがあり面白かったけど色々と考えさせられる...🤔
"イマン"の行動はまさしく"不安は魂を食いつくす"だった…
過激なデモ運動が問題視されるイランで国家公務員で判事に昇進したイマンは国から支給された銃を家で無くしてしまい妻と娘二人を疑い始めるが…
序盤は社会派ドラマ、中盤はミステリー、後半はスリラーとジャンル…
母親と娘が世代間ギャップを超えて父権的なるものに抵抗する。男vs女という単純な対立ではなく、社会構造的に役割を強いられているという点では、男性も被害者である。
市民デモに対する国家権力の暴力制圧がこ…
イランを旅したのはもう12年前だけど、あの頃から服装警察は居た。外国人の私ももちろんヒジャブ必須。とはいえ、昨今の締め付けは文字通りの弾圧。劇中多用されるSNS映像が伝える悲惨さに胸をえぐられる。
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「聖なるイチジクの種」モハマド・ラスロフ監督のイラン神権政治体制への怒りの一撃。人権を抑圧する政治や家父長制がいかに人を歪ませ、痛めつけるかを描いている。そして社会派というだけでなく、消えたピストル…
>>続きを読むひとつの疑惑で幸せだった家族がこうも崩壊するのか。じつにスリリングだった。
宗教的信仰が強すぎるというのも考えものだなと思った。イマンたち世代は信仰心が強いが、娘たちの世代はそうでもないように見え…
監督、脚本: モハマド・ラスロフ
日本は、過去には軍国主義という強烈なイデオロギーで国民が言論、行動を統制された事もあったけど、でも、信徒に何も課さない、異教を排斥もしない、許し共存する主義の仏教…
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