人生としてはなかなか不条理なのだが、そのなかに少しでも幸せを見つけられる、そうなればいい。
不幸あってこその幸せかもしれない。
作品の景色(アルプス)が壮大で美しく時には厳しく主人公を見守っていた…
アンドレアス・エッガーの80年に及ぶ人生。シベリア抑留を除けばエッガーはずっとオーストリア・アルプスで生き、喜びや悲しみの背景にはいつも山々があった。
老いたエッガーがバスに乗り、過去がフラッシュ…
見る映画が続けて残酷物語の日であった。
この時代にはよくある話だったのかもだけど、主人公がそんな環境でも生き抜いていく姿が延々と描かれる。
生きるのに必死で考える余裕もなかったのか、それとも考えてし…