このレビューはネタバレを含みます
第一部、妻を亡くしてメンタルがおかしくなってる主人公とスピっちゃってる友達の2人旅。正直2人ともきつくて結構観てるのしんどかった。
第二部で過去編になって妻との出会いを描くんだけどこれが素晴らしかっ…
現在→5年前→現在、という流れで映画は進む。現在と過去を行き来しながら、ピースが少しずつ配られて断片的にハマっていき、作品にのめり込んでいく。しかし、絶妙にピースが足りないので、自由に想像できる設計…
>>続きを読む2024-296
シアター-34
今度こそ2024年シアターラスト1本
省略の省略が回り回って本題に繋がっているような例といえばいいのか、多くは語らない純文学的内容が映像美と合わせればそれは自…
このレビューはネタバレを含みます
大切な物がある人にとってはお守りのようにパワーをもらえる物になって、ある人にとっては昔の幸せを取り戻すためのような物だったり。でもそれが他人からしたら現実から目を背けるための物、昔の幸せに縋っている…
>>続きを読む凄く好きなテンポ感。
二人を自然とあの瞬間この世界の主人公だったと、こちら側に思わせる作り。凄く良い。
ほぼ絶対にまた赤い帽子を手にすることは無い。悲しみもあるけれど、気づかないだけで自分の周りでの…
旅行先の静岡県伊東市『金星シネマ』にて鑑賞という、この映画を観るにあたってこの上ないシチュエーション。
伊豆が舞台の映画という情報だけを持って、「ご当地映画か」と全く期待せずに観たら物凄い傑作でし…
明るいのに悲しくなる
カラッと乾いた夏の熱海が良い
佐野と宮田みたいに分かり合えない部分があっても一緒にいてもいいのかも
長く続いてきた関係よりも、ひょんなことから…みたいな出会いに救われることもあ…
亡くなった人の生きた証を魅せられたら泣くしかない。
一期一会の関わりでも思いやりを持って接し続ければ、生きた証として誰かの心に残り続けるかもしれない。今目の前の繋がりを大切にしようと思える作品
…
ただただ画面を見て、息をするのを忘れるとか展開に目を奪われるとかではなく、ゆっくりと流れる時間を感じることの楽しさ、心地良さを思い出させてくれる映画。
描写や内容ではなく絶対に映画である必要性を感…
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