バーチャル批判や、格差社会への皮肉、様々な要素を詰め込み過ぎた結果、本筋が見えづらくなる映画というのは多い。本作も然り。原作に忠実かどうかよりもまとめ力が重要だ。2時間前後しかない映画の中で描けるこ…
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たとえ愛する人であろうと、他人の本心はわからない。絶対にわからない。
そして私はこの映画の作り手の本心がわからない。手を伸ばしてみるも、まるでホログラムのようにすり抜けてしまう。手触りがない。だから…
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闇バイト、経済格差、AI問題...様々な現代の問題が提起されていたが、全部が全部中途半端。
お母さん全然出て来んなーと思ったら最後急に出てきて愛してる発言。忘れたころのお母さん。誰が感動するんだろう…
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【詰め込み過ぎ】
前情報はほとんど無し、「死んだ母親をAIで再現する話」とだけ聞いて劇場に足を運びました.。
感想として最初に感じたのは「120分に詰め込み過ぎ」という点です。
朔也が母親を亡く…
「大事な話がある」とだけ告げて亡くなった母親の「本心」を知るためにVF(ヴァーチャルフィギュア)として復元作成する息子の物語。
近未来SFのようなテーマを現代社会と陸続きに描くことで、あるかも知れな…
原作では2040年代だったようだが、映画は2025年に母親が亡くなり、息子の一年後の意識回復から物語が展開する。つまり、SFや近未来ではなく、現在のお話になっている。
だからというべきか、登場する…
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