予告で期待したモノと別物だった。
近未来やAIを通じて母と子の”本心”が炙り出される物語かと思いきや、様々な人物と関わり”本心”を探り合う純粋な群像劇だった。
石井裕也監督だからもっと鋭いテーマに…
銀幕短評(#800)
「本心」
2024年、日本。2時間2分。
総合評価 800回記念のゲタをはいて80点。
この映画は、全体としてだいたいおもしろいとわたしは感じたけれど、超つまらんと怒り出…
見終わったあと脊髄反射で三吉彩花のインスタをフォローした。AI時代の今、物語の内容も本当にありえそうなことばかりで、数年前までは超SF的な内容に感じてしまい、鼻で笑っていたに違いない。
・使えば使…
VR技術が進んだ近未来、亡くなった人のデータを元にVFと呼ばれる仮想人物を作ることができるようになっていて、死に関しては自死が認めている世界が舞台。
自死で母を亡くした主人公は、事故で寝た切りと…
「人間に変わってください」
本心なんてAIには分からない。
でたらめな事を言われてそれを信じて
自分の本心がわからなくなったり
意外とすぐにAIに自分を奪われちゃう
そんな気がした映画。
chat…
このレビューはネタバレを含みます
ちょっと、難しかった……多分小説で読んだ方が面白いタイプ。
結局「本心」が何なのか私にはわからなくて、改まって「大事な話があるの」というにはそんなこと?だし、いやそんなこと?が意外と大事なのはわかる…
原作に比べれば内容の深みは薄れ、展開も異なる。しかし、あえて原作と重ね合わせれば、一種のアナザーストーリーとして味わうことができ、そこに面白さを見いだせた。
ただ、二時間という限られた枠に収めようと…
©2024 映画『本心』製作委員会