HERE 時を越えての作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

定点ショット故の転倒/転落のバリエーションの豊富さに笑う。人体のみならず液体まで垂直に落下し床を濡らす。雨漏りから破水へ、さらに出産へのジャンプカット。ソファでの出産は椅子から落下する妹の反復か。ブ…

恐竜時代から続く固定カメラ。そこに映し出されるのは何世紀にも渡る数々のドラマ。時代が行ったり来たりするのも面白い試みだけど、とっ散らかって集中できないのが正直なところ。ラストのカメラ移動など、「プレ…

見に行った回は、貸切でした。前にトム・ハンクスの「幸せへのまわり道」を見に行ったときも貸切だったから、嬉しいような、寂しいような。

何と言っても「フォレスト・ガンプ」の監督とキャストが再集結🏃‍♂…

良い映画だ。

妻と結婚16年の記念日に観に行ったんだけど、そのタイミングということもあってグッとくるものがあった。
自分や、自分をとりまくすべてのこれまでの歴史と、そしてこれからまだまだ長く続いて…

普段あまり洋画は見ないのですが、感動しすぎてラストボロ泣きしてしまった。画角ワンシーンしかないのに、いや、｢画角ワンシーンしかない｣からこそ、人々が生まれ生きて死んでいくまでの人生を直に浴びて、とて…

いい事があったり上手くいかなかったり、結局なにを成し遂げた訳でもない人間のストーリーなのだが、40過ぎてこういうの見ると響いてしまう。

ショート動画の連なりみたいな作りなので見やすい。
また、視点…

同じ場所の異なる時間を文字通り”切り取り”ながら、それらをザッピングさせていくという極めて奇妙な手法を取りながら、実は映画という構造の本質にすごく忠実な、”自己言及型”の映画なんじゃないだろうか。
…