タンゴの後での作品情報・感想・評価

『タンゴの後で』に投稿された感想・評価

詳しくは後で追記します。

芸術と猥褻のライン、野心を叶えるための行動と尊厳を尊重することのライン、インティマシーコーディネーターの重要性を考えさせる1作。

最初がすべて。
この主人公の人生、ほんとこの一言に集約されてる気がした。

ラストのインタビューのシーン。吹っ切れたように俳優として淡々とコメントしてたにもかかわらず、隣の部屋にすべてのはじまりの監…

>>続きを読む
708
3.5
このレビューはネタバレを含みます

なーんか、気分が悪いし後味も悪い。というか、モヤッとしました。気持ちをどこに持っていけばいいのかという感じです。横で観ていた老夫婦は途中退席。つまんないって思ったのか、気分が悪いって思ったのかは不明…

>>続きを読む
3.8
このレビューはネタバレを含みます

ミッキー17から見つけた主演の彼女。美しすぎて目が離せねんだ〜
「ヴィオレッタ」「あのこと」からの本作、アナマリア・ヴァルトロメイの相変わらずな体当たり演技がすごい。
これの前にと「ラストタンゴ・イ…

>>続きを読む
MT0508
5.0

「ラストタンゴインパリ」で一夜にしてトップ女優へ駆け上がるマリアは48歳の大物俳優の性描写でトラウマを抱え、「女性の恥」とまで罵られ、その後人生で薬物中毒になり苦しむが、それでも志が高い女子大生・ヌ…

>>続きを読む
き
-

『タンゴ』自体が俯瞰的なショットが多いのに対し、『タンゴの後で』はマリアを演じたアナマリア・バルトロメイのクロースアップ、強いまなざしが印象に残る。俳優が映画の操り人形ではなく、ひとりの生身の人間で…

>>続きを読む

事件を世に訴え、何かしら事を起こして救いに繋がっていくようなものを想像していたのですが、スカッとするような要素もなく、後味の悪さだけが残りました。
まぁ、これが表に出て大きく取り上げられていたら、「…

>>続きを読む

願っていたトップスターの座。しかしその裏の屈辱的な体験により、マリアの人生は破壊されてしまった。
本人の気持ちを無視して現場が軽々しく決定し、アフターフォローもない。傷付けた周りの人々は何事も無かっ…

>>続きを読む
燭台
3.9

本物の涙や表情が撮りたいと言う主張が通るのなら、それは例えば、本当に刃物などで肉体を傷付けたり殺してしまうのも容認している事になるのではないだろうか。それをしない倫理観、人間性がもしも作品の表現を邪…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事