何が起こっているのか、何が起ころうとしているのか、そんな不穏な空気に観ている側が不安になる。しかもその恐怖感が楽しいから、まさに映画のダイナミズム。
抑制の効いた画と音響によって、“明後日”の日本が…
未来の話というが、排外主義が広がる空気感がほとんど現在。
変わらないままでいるのは楽だけど、よりよく生きるには自ら考えてどう行動するか/しないかを選択しなければいけないタイミングがやってくる。その分…
この映画とテクノは切り離せない関係にある。
テクノとは80年代にデトロイトで生まれた。地元の伝説的ラジオDJやNYのガラージ、シカゴハウスに影響を受けた若き黒人たちは楽器ではなく909や808といっ…
繰り返される地震が登場人物たちの不安を象徴する。
顔を隠してキンパを届け、推薦を得るコウと、顔を晒して退学になるユウタ。
韓国料理の文字を消す両親の姿が頭に残る。
重いテーマだが、ひとつひとつのカッ…
なんとも言えない感じだけど総じてよかった、見終わった後に面白いって思ったのが第一印象。
テクノとか映像の質感とか台湾映画とかスワロウテイルっぽさも感じて不穏な感じもある。
ユウタは今を大事にしている…
移民が増え、テクノが古い音楽となり、AIシステムが学校に導入されるようになる近未来。無機質な風景や未来を感じさせるような場面もありながら、昭和のような熱気や懐かしさも感じさせる場面もあって、不思議な…
>>続きを読む空音央監督の長編デビュー作品。
他作品を鑑賞した事はないが非常に面白い監督さんだと思った。
大地震、在日、AIに関して等の要素を詰め込みつつ、ベースとなるストーリーは高校生の淡い友情物語。若干詰め…
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