究極の「音響」への誘い
「無音の次に美しい音」と評されるECMレコードを追うドキュメンタリー。静寂と音の波の揺れを突き詰めるマンフレート・アイヒャーのもと、スタジオのほか教会やコンサートホールなど…
2024年20本目
映画館7本目
音へのこだわりと一言ですませるのは容易い。ECMの作品はアーティストだけの力ではなく、マンフレートのプロデュース力なくして成り立たないのだという現場がみられて本当…
静かで美しい音楽が流れ続けているので心地良い時間が過ごせた。
ECM作品の制作過程を見て、良い作品をリリースし続けるレーベルというのは、プロデューサーの異様なまでのこだわりによって支えられているもの…
人が何かに集中している姿が良い。
目に見えない音に耳を傾ける姿が良い。
レコーディング中に踊り出す姿が良い。
移動中のヨーロッパの車窓の風景が良い。
そして何より、西洋音楽でも東洋音楽でもワールドミ…
自分にとってECMと言えばパット・メセニー・グループなんですよね。てかPMG以外でECMの作品聞いた事ないかも(  ̄_ ̄)
少しはPMGがフィーチャーされるかな?って思ったけど結局ほぼ皆無でしたね…
1969年に一人の男により西ドイツで創設されたレコードレーベル、ECM。
チック・コリア、キース・ジャレット、パット・メセニーらアメリカのジャズミュージシャンはもとより、ヤン・ガルバレク、テリエ・リ…
ECMのドキュメンタリーということで、普段劇場でドキュメンタリーを見るのは避ける(入り込みすぎるので)のですが、ぜひ劇場の音響で見ないとと思い劇場へ。
しょっぱなからマンフレート・アイヒャーの佇まい…
このレビューはネタバレを含みます
ミュージシャンの録音に立ち会う場面で、アイヒャーのミックスの感覚を知れて、嬉しかった。アルヴォ・ペルトのコンサートのリハで作り上げたい音に近づいてきた時のペルトとアイヒャーが、突然手と手を取り合うダ…
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