ピアノマニアの作品情報・感想・評価

「ピアノマニア」に投稿された感想・評価

mito

mitoの感想・評価

4.0
ピアノの調律師を追ったドキュメンタリー。

自分のような音楽のど素人でもめちゃくちゃ面白かった。

世界の名立たるピアニストのこだわりに応えるため、寝る間も惜しんで、試行錯誤を加え、理想の音に近づけていく作業。
ここまで二人三脚の作業とは知らなんだ。

しかも職人気質の硬派な映画かと思いきや、笑えるところも多い。

調律が完了して、二階へ上がったら、ピアニストから「この音はおかしい」と呼び出しを喰らって休む暇なく下の階に戻ったり。
業務効率化のためにツールを発明しちゃったり。
STARLET

STARLETの感想・評価

-
ピアノの調律師が主役のドキュメンタリー作品で、音楽が好きな方は必ず楽しめる作品となっております。
出演するピアニスト達の音へのこだわりと、それを全力でサポートしようとする調律師の関係は、観ていて微笑ましい。

古楽器に関しての適切な解釈を聴くことも出来て、この作品をきっかけに古楽の世界に興味を持たれる方が増えると嬉しいです。
個人的に古楽が大好きなので「コンサート・グランドピアノは魅力的です。4000人収容のホールで弾ける楽器は他にはありません。でも音の大きさは音色の乏しさと直結します」という古楽好きには基本のセリフに「そうそう、ある意味等価交換・・・」とつぶやいてしまいました。
古楽器の音色を一度聞いてしまうと、音楽に関する出費は激増することとなりますが「んあっ?古楽?なにそれ?」と思われたそこのあなた!そう、そこのあなたです。素敵な(一度入ると抜けられない)異界への入り口から「こっち・・・こっちよ・・・」と手招きしてお待ち申し上げております。

この作品のおかげで、音色は(音楽は)様々な人との共同作業で創り出すものであり、共有することでさらに価値を増して素晴らしいものとなるということに、改めて思いを巡らせることが出来ました。

話が飛びますが、古楽奏者のグスタフ・レオンハルトは、コンサートの休憩時間中に、ご自分でチェンバロの調律をなさっていました。
最終的にはそこまで行きつくようです。素敵💗(*´▽`*)

マニア以外も気負わず観れる近年のピアノドキュメンタリーとしては、俳優のイーサン・ホーク監督作『シーモアさんと、大人のための人生入門』も面白くておすすめです(販売用のDVDには、一夜限りの復活コンサートの様子が特典で収録されていて素晴らしい。自分はそこを目当てに購入しました。シューマンのとある曲の演奏は一聴の価値あり)。

話がまとまりませんが、Steinway & Sonsのピアノの音色はやはり素晴らしかったですし、個人的にはC. Bechstein Pianofortefabrik(ドビュッシーは「ピアノ音楽はベヒシュタインのためだけに書かれるべきだ」とまで評したそうです)と双璧です。
ピアノの音色は製作者や材質の影響も大きく、個体差がとても激しいですが、自分の体と溶け合う音を好みの演奏で聴いたときの一体感と悦楽はもはや・・・(以下略)。

マニアなら、この作品と具無しのお味噌汁のみで、ご飯をお茶碗3杯はいけます!。
おすすめです(もう自分でも何を言いたいのかがわかりません)。


追伸
この作品の影響で今後暫くは、ピエール=ロラン・エマール のドビュッシーとバッハを、調律師の存在を感じながら聴くことに決めました。
肥えそう・・・( ̄▽ ̄)♪
qwerty6

qwerty6の感想・評価

3.4
《Pianomania》

music by
Mathias Pechet

Bach
《The Art of Fugue in D minor BWV1080》

Schubert
《Impromptu in F minor, D.935-1》

Beethoven
《Piano Concert No.3, Op.37》

Mozart
《Piano Concerto No.13, K.415》

Liszt
《Hungarian Rhapsodies No.6》

Schumann
《Fantasie C-Dur, Op.17》

Brahms
《Sommerabend, Op.85》

Elliot Carter
《Caténaires》
and so on…

75/1
"夢みていた音"があり、それを実現できる。私のような音痴には別次元の話ですがピアノは美しかったです。
harune

haruneの感想・評価

3.5
ドイツ語大好きな助手さんにおすすめされて観た

演奏会を作るために、影でこんな努力があるんだね
じょー

じょーの感想・評価

4.1
このドキュメンタリーは面白かったな。
あたりまえに美しい音を奏でるピアノは、こうやって影で支えている人によって調律されているということだよね。
よく考えればあたりまえだけど、なかなか表舞台では見られないから、貴重な記録だと思うよ。
良い音に出会えた時に人は本当に豊かな表情になるんだね。
細部まで知り尽くした上で、アーティストの要求に応えていく。
一流とはなんなのかを教えてくれる作品だね。
音響に優れた環境で観たかったなぁ。

幼少期からピアノは近くにあったのに、幼稚園のころに不器用と手を叩かれたことがトラウマになって弾かなくなったんだ。
いまは耳鳴りに悩んでいるけど、中学生くらいから毎日のようにスピーカーの位置や配置を変えて良い音を探していた。
音感が良いとかはわからないけど、音の広がりや響きを感じることが幸せだったな。
なんてことを思い出させてくれた作品でした。


ネタバレになるから下に書いておくね。




最後のシーンでバイオリンを脚に使ったのは、初めからピアノが二本脚で倒れないことすら、あたりまえに知っていたということだよね。
考えたことすらなかった。
PUFFIN

PUFFINの感想・評価

3.5
ピアノ調律師は地味な裏方というイメージだけど、マニアックで職人的でとても繊細な仕事。ステージで華麗に弾くピアニストにも負けないくらいカッコいいと思った。
*ピアノ調律師ドキュメント*
たくさんの音楽家たちが出演していて、普段演奏だけでは知ることのできない、調律の時の真剣な表情を見せてくれる。なかなか見れない貴重な映像だと思う。華やかさの裏側に萌える。職人気質にはたまらない。どんな芸術でも工房が必要な作品。作家ごとに作品へのこだわりと実現力と。ものすごくいい音がさらさらっと聞ける。唯一無二の存在だと改めて思う。
たまたま
見つけた系😊

追い追い

冒頭から高校入試で弾いた
モーツァルトのSONATA
聴いて🎹


『(。・´д`・。)』(※受験はしんどい)




観てられなかったが
ピアノマニアは最後まで観る(笑)


こんな感じだわな➡(。・´д`・。)


2018/2/1(木)👧🏠
maru

maruの感想・評価

-
誰もが求める音は同じなんだ、環境の違いによってそれを実現するのが難しい、というようなことを言っていたのが印象的だった。その理想の実現のための、ピアニストとピアノマニアの共同作業が調律なんだなぁと知った。そしてそれは苦労ではなく「研究」…プロフェッショナルかっこいいってなった。