死を考えることで、生を感じる
安楽死を取り上げる映画は多くあるけれど、本作はそのどれとも違う。これは、尊厳死の是非を問う映画ではなく、どう死を迎えるかを通じて生を描く作品だと思う。
末期がんで自…
2025
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尊厳死や安楽死を扱う作品に触れるといつも思う
いつ迎えるかではなく、どう迎えるか
わがままになっていいと思う
望み通りさせてあげればよかったときっと後悔するのだから
でも、いざ…
ティルダ・スウィントンの役作りが半端ではない。癌を患う彼女の役柄を体重を落とし、激痩せでその役を演じる。その役者魂が本作をよりリアリティのある物語に仕立てている。ペドロ・アルモドバル監督のいつものジ…
>>続きを読む13本目
【舞台と時代背景】
エコー・レイク・パーク(ニュージャージー州クランフォード)、
ルーズベルト・アイランド(ニューヨーク)
スペインのサン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアルのモンテ・…
巨匠ペドロ・アルモドバル監督が、ジュリアン・ムーアとティルダ・スウィントンという2人の名女優を主役に作った、安楽死をめぐる物語。
疎遠になっていた友人のマーサが余命いくばくだと知ったイングリッドは…
安楽死、尊厳死…
病魔に襲われ、その病によって殺されるまで闘うのが倫理なのか、
自分で死を選ぶのは罪なのか。
正しさは人それぞれというしかないと思うが、
法的にどこか線引きしないと、それはそれで多…
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