ブルータリストの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

人間の光と影を余すところなく描き出した真の人間讃歌。
例えるなら手塚治虫の「火の鳥」のようで、ひたむきだった主人公や妻の人間像も外圧に曝されるうちに少しずつ変節していく。

タイトルの由来となるブル…

• #ys2025

ブラディ・コーベット『ブルータリスト』(2024)

時代の趨勢にのこしていくもの、のこっていくものー

一度築かれた信頼や友好が破綻していくこともまた時間の流れそのものの美学的要素に感じた。それ自…

フィクションとは思えない濃厚なストーリー
引きのシーンで映される建築物の美しさ。
エイドリアンブロディ2回目のオスカー主演男優賞おめでとう。流石としか言えない。この演技をされたら。人生で初めて映画館…

これを観た知人が「こんな話だと思ってなくて…」を連発していた。ネタバレ防止でそれ以上の会話は控えていたし、予習のためにレビューを読み込むこともしなかった。
で、、うん、なるほど。。

良かったのは
…

またもや上映中に観に行かなかったことを後悔する映画。

物語を理解する。というより詩的なイメージ。
やっぱ哲学というか思想を残すには、作品として残すべきだと思い知らされた。哲学は作品になって初めて残…