私たちは賢くなるほど、本音を隠すのが上手くなる(と、思い込んでいる)。
本当は、愛したり、愛されたいだけなのに!
多様な私たちの等しく平凡な悩みこそが「ここは戦場ではなかったはずだ」と教えてくれる。…
フェリーで行き交う人々の、決して一律ではないそれぞれの人生模様が交錯する様の複雑さが丁寧に掬い取られている。
殊更際立てるわけではない多様性の描き方が心地良い。そこにいるその人たち。という前提があっ…
退屈な映画ではあったけど人それぞれの愛し方があって、それを話し合える関係がいいなあと思った。複雑な関係でも愛すると決めた人の覚悟や力強さ、ほんの少しの諦念や揺らぎがノルウェーの静かで全てを包み込んで…
>>続きを読む性と愛が人生のテーマのわたしにとってはすごくいい映画だった。
ぶっちゃけ過去にノルウェー行きたいなど一回も思ったことなかったけど(失礼)この映画でぐんと引き込まれた。穏やかな雰囲気の中であてもなくオ…
ノルウェーのダーグ・ヨハン・ハウゲルード監督によるトリロジー『SEX DRØMMER KJÆRLIGHET(Sex, Dreams, Love)』から。
同じ病院に勤める、パートナーのいない/求め…
映画館を出て帰路に就いたときの身体感覚は、『偶然と想像』を観たあとのそれに近い。思わずおなじ劇場にいた他人に話しかけたくなる、他者の善性なるものに賭けたくなってしまう。それはとても心地のよいフィーリ…
>>続きを読む©Motlys