今年の東京フィルメックスコンペティションの中で、ラインナップをみたときに一番気になった作品です。
ヴェネツィア国際映画祭コンペティションで審査員特別賞を受賞したジョージアを舞台に、脱胎をテーマにして…
映画祭で何とかチケット入手して鑑賞。オープニングからかましてくれる謎めいたシーンが長く続く。次第に主人公の背景が見えて来て、その行動の衝動にも共感出来る物語になっていた。
ここ数年世界の女性監督達は…
ジョージアでは実質的に違法な堕胎手術を行なう医師。上司・同僚から患者まで、有害な男性性に囲まれながら、彼女は半ば自傷的な性交渉を行ないつつ、苦しむ女性のために奔走する。その合間に挿入されるグロテスク…
>>続きを読むオープニングショットが強烈かと思えば、次のショットも凄まじい。
保守的なジョージアにおける中絶の現状に対して切り込んでいく作品で、とても見応えがあった。
長回しによるアーティスティックな映像や、…
映画として凄い!なんて感じる余裕は全くなく、妊娠出産の怖さをまざまざと見せつけられ、女性ってなんて弱くて都合のいい存在なんだろうと普通に落ち込みました。絶賛してる映画ファンが男性率高めなのも少しだけ…
>>続きを読む映画『四月』
@東京フィルメックス
フランス、イタリア、ジョージア
いい国を連想しているジョージアだけど、どんな国にも抱えている問題がある。
ジョージアの保守的社会において、妊娠12週までの処…