実話。
ブラジル映画は多分2本目。『ビハインド・ザ・サン』以来でブラジル映画はほとんど観たことないけどファミリードラマとして見ればいい作品だった。泣けるとか楽しい作品ではないけれど観て良かったと思え…
家族の幸福な時間を撮影した写真、8㎜フィルム、ビデオテープ、その家族の幸福な笑顔の記録が、最愛の夫を奪った軍事政権への最大の抗議になっている。国家の市民への弾圧に対し「夫を返せ!」と反抗の声をあげ続…
>>続きを読むもー。めちゃくちゃいい映画。
巧みな技で、全てのショットに整合性と含み、モチーフとの親和性をフル担保させていて舌を巻きます。
戦後ブラジルにあった過酷な現実を学ぶテキストにもピッタリで、その史実…
アカデミー賞国際長編映画賞のブラジル作品。
実話をもとにした、ブラジル独裁政権時代の回顧録。幸せな大家族の暮らしが存分に描かれていたのに、緊張が増していき、日常が急に奪われてしまうの受け入れられない…
前半バカンス映画感ありつつのブラジルのすごく良い映像を挟みつつ、やや緊張感のある取り締まりシーンで情勢の複雑さを観客にわからせるところまですごく良い。その後の娘の欧州留学のパーティーと記念写真、ダン…
>>続きを読む「悲しい顔で」と記者に言われても笑顔で写真に映る家族。
日常を明るく振る舞うという抵抗のあり方。
取り調べに来た人たちにもランチを振る舞う。
百年の孤独のような変遷。
有産階級の話だったせいか…
一貫して家族の笑顔や繋がり、喪失を描き続けたのが印象的だった。何も分からないまま生活を追われ、あっという間に時が過ぎるという描き方は、妻より子供たちの目線に近いのかも。引っ越ししてからの25年を描か…
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