[彼はかつてここにいた、私はずっとここにいる]
傑作。2024年ヴェネツィア映画祭コンペ部門選出作品。マルセロ・ルーベンス・パイヴァによる同名小説の映画化作品。1970年、元連邦議員ルーベンス・パ…
前評判通りいいよね
後半テンポがわるいとか、本人の写真はいらないとか言えばキリがないものの
良かったです
家族で過ごす何気ない日常のありがたみを再認識!
いつまで生きられるかわからないので
今年はな…
権力によって日常がどのように壊れていくのか、リアルに体感した
はじめはゆったりしたファミリームービーだったけれど、そんな何気ない日常は一瞬にして奪われてしまう可能性があるんだなぁと
投獄されている…
原作は本作のモデルとなった一家の末っ子マルセロ・パイヴァの手記ということである。父ルーベンスが軍に連行された時はまだ遊びたい盛りの少年だった。一家の大黒柱を失い途方に暮れる家族の不安と悲しみは如何…
>>続きを読む2回目のアイスクリーム店の場面だったり、一旦の一区切りがついて書類や写真を整理する場面だったり、目線や表情で語るシーンがすごく印象的だった。
序盤と終盤の家の中の対比的な写し方も色々考え深いものが…
軍事独裁政権下のブラジルで起こった事件の映画化。何とも言い難い緊張感があって面白かったです。また、権力によって、あるご家族の幸福が突然破壊された、という事実については色々と考えさせられました。
ブラ…
家族の幸福な時間を撮影した写真、8㎜フィルム、ビデオテープ、その家族の幸福な笑顔の記録が、最愛の夫を奪った軍事政権への最大の抗議になっている。国家の市民への弾圧に対し「夫を返せ!」と反抗の声をあげ続…
>>続きを読むもー。めちゃくちゃいい映画。
巧みな技で、全てのショットに整合性と含み、モチーフとの親和性をフル担保させていて舌を巻きます。
戦後ブラジルにあった過酷な現実を学ぶテキストにもピッタリで、その史実…
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