当時の非情な軍事独裁政権の話なのだけれど、
この映画は家族の絆と愛に溢れた思い出のアルバムでした。
そしてこの家族の隣に常にある音楽と海。
全てが美しく淡く切ない物語で、私まで今も思い出して泣きそう…
軍事政権下のブラジル、ある日突然夫が連れられて行って残された妻と5人の子
これ実際に起きたことというのがほんとうに驚き
恐ろしいひどいことなのだけど
酷すぎる暴力描写とかは見せられず
子どもたちは…
映画『アイム・スティル・ヒア』を鑑賞。
まだ軍事政権下の頃のブラジル。スイス大使誘拐事件の参考人として軍に連行され、そのままどこの施設に収容されたか、またその生死さえわからなくなる元政治家の夫。そ…
ドキュメンタリータッチ、70年代のブラジル引き込まれる。軍事政権が国支配することことがまったくひとごとではないと感じで、ほんとうに怖い。音楽を効果的に使うとか、急転直下の展開があるわけでもない、なの…
>>続きを読むブラジルの裕福な家庭の穏やかな日常がかなり長めに描かれる。どのような国でも豊かなる人々でいられるにはそれ相当の理由があるのだろう。軍事政権であっても夫の元議員の肩書きが効いているのかもしれないし建築…
>>続きを読む民主主義国家であること。そして争いのない平和な国であることの幸せを噛み締めたい。ウォルター・サレス監督最新作は軍が政治を握る1970年代のブラジル。何一つ不自由がなく、家族と平和に暮らすパイヴァ一家…
>>続きを読む序盤に幸せな家族の何気ない日常を描くことで中盤の不穏さが際立って。
観てる側に状況説明してくんないんで家族同様不安になってくる。
終盤に事実が明かされ、その後の家族が笑顔だったことに救われた。
でも…
前半はボサノヴァや当時のブラジルポップス(多分)が流れて音楽映画としても堪能できたが
途中から一気に重苦しく
[70年代の軍事政権下のブラジル。元国会議員の夫が共産主義者を匿ったと嫌疑をかけられ…
軍事政権下のブラジルで実際にあった家族の物語。
国の方針によりある日突然、正義が変わってしまったり、志をもつ人間が不当な扱いを受けたり。
教科書では扱われない個人的な物語を映画で見せる方がきっと歴史…
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