アイム・スティル・ヒアのネタバレレビュー・内容・結末

『アイム・スティル・ヒア』に投稿されたネタバレ・内容・結末

幼少期、1970年代後半のブラジルに住んでいた母に誘われ、一緒に鑑賞。土煙をあげて走るフォルクスワーゲンと思い思いの格好をした老若男女で賑わうビーチが眩しい、絶望の中にも愛の暖かさを見出す家族の映画…

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25年後に夫(父)の死亡証明書を晴れやかに、感慨深そうに受け取り、乾杯する家族の描写が痛切だった。25年間の喪失の重み。
70年代リオデジャネイロが失われたものを体現してて、でもその追憶や憧憬だけで…

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よく残虐な場面が辛くて2度目が観れない作品はあるけど、幸せなシーンを2度目観るのが余りにも辛くて、2度目観れるかどうか…でも、この作品は一度観た後にこそ、あの最初の何気無い日常を観なければいけない、…

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1964年、軍部のクーデターによりブラジルの民主主義は崩壊し、軍事政権が国家を掌握した
背景にあるのは、チリやアルゼンチンの軍事政権と同様、反米へと舵を切る既存政権への批判とそれを利用する形でクーデ…

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シンプルに恐怖。想像以上に最近のことで、肝が冷えたとはこのこと。ウクライナ侵攻よりも前に見ていたらここまで慄かなかったかもしれない。今も地球のどこかで似たようなことが起こっているであろうとリアルに想…

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ブラジル・フランス合作の政治伝記ドラマである本作は、ウォルター・サレス監督の16年ぶりのブラジル映画。1971年の軍事独裁政権下、元国会議員ルーベンス・パイヴァ(セルトン・メロ)が連行され消息不明と…

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いや〜良かった。ほんとに。テンポが悪いと感じる人もいるのでは、というくらいに日常シーンを執拗に撮るので、その日常を権力に奪われる恐ろしさが余計に浮かび上がってくる。主人公エウニセは強い女性だけど、そ…

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重たくて考えさせられる映画だった

舞台は1970年、軍事独裁政権のブラジル。ある幸せな家族に起こる悲劇を描いた作品。
恥ずかしながら、50年前ブラジルでこんな悲劇が起こっていた事すら知らなかった。…

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ショッピングモールのシーンが特に印象的でした。
1度目は、エウニセが夫からアイスを受け取り、子どもたちの前で仲睦まじい姿を見せる幸せな場面。けれど2度目は、夫の死を告げられたあとに訪れ、周囲の家族が…

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