柔らかい殻 デジタルリマスター版の作品情報・感想・評価・動画配信

『柔らかい殻 デジタルリマスター版』に投稿された感想・評価

3.9
367件のレビュー

フィリップ・リドリーによる草原のゴシック美学。 棺を想起させる黒塗りの車、単調な景色を飲み込む炎、壁にかけられた鯨の骨、腐敗する天使…超現実は常に現実の中に内包されている。 少年の眼差しから語られる…

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すすき野.巨大カエル抱え少年,3人連み,尻茎入れ.吹き.膨らまし,黒服女,少年達隠れ,パチンコ.カエル破裂,逃走,セス母親.家中ハエ叩き,黒服女ドルフィン.自宅来訪,黒塗り車,自宅ガソリンスタンド,…

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m
3.5
このレビューはネタバレを含みます

セスの父親と母親は、人間にとって「自分らしく生きる」のが何故そんなに大切な事なのか、特定の人を差別し抑圧する事が社会全体にどれほどの害を及ぼしうるのか、を示すための登場人物だったのだと思う。あと、セ…

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apple
3.7
無知と恐怖の関係性。
善悪もわからない彼が初めて体験する後悔と恐怖。そして、罪。

遺体とかカエルとか赤ちゃんとか結構
グロテスクで子供の頃にあんな体験したらトラウマになる。
美しすぎて悲しくなる
シンプルなメッセージ

「何も知らないのって地獄ね」ってセリフがそのまんま作品のテーマを表してた
気づけなかった自分に絶望した上での絶叫だったのか、ただ不幸が重なってどうしようもなくなり叫ぶほかなかったのか、めちゃめちゃ余…

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期待しすぎた

フィリップ・リドリー監督のカルト映画の名作。アンドリュー・ワイエスの絵画を思わせる黄金色の麦畑、青い空、真っ赤な夕陽。風景の美しさとドルフィンの家、真っ黒なキャデラックとの対比。少年の無垢な心と思い…

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奇妙でカルトだった。
今池で上映しそうな雰囲気の映画。
目黒シネマ
衝撃的だった。
一面黄金の麦畑が広がる綺麗な景色の中でひたすら残酷な展開が続く。
閉塞、退廃的な環境と主人公の無知、無邪気さがゾワゾワさせてくる。

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