ペドロ・パラモの作品情報・感想・評価・動画配信

『ペドロ・パラモ』に投稿された感想・評価

3.5

時間も空間も飛び越えるマジックリアリズム溢れる原作を、そのまま映像化した感じ。
冒頭の演出はすごく良かった!それがあると、後の神父の言葉が効く。(神父だけやたらキャラたってるよね)
そしてあの人。わ…

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20250823
今日、奈良の素晴らしい佇まいのベニヤ書店でフアン・ルルフォ『ペドロ・パラモ』を購入し、その勢いで読了。父親をめぐる円環にいま書いている詩が呼応した。帯を見るにずっと棚にあったのだろ…

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tmko3
4.5

南米ならではのキリスト教の死生観が窺えます
《ペドロ・パラモ》 

沢山の語り手、グチャグチャな時系列   
マジックリアリズム原作と合わせて観ることをオススメ

原作にかなり忠実な映像化!
映像化…

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主人公は父親であるペドロ・パラモを探して、廃れてしまった町にやってきた。
街の有力者だった父はやりたい放題、暴力と恐怖で町を支配していたようだ。
時制が目まぐるしく変わり、おまけに死者までが普通に登…

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CHERRY
3.4
ちょっと百年の孤独みを感じた
霊なら霊で 主役が息子のままなら
もうちょっとわかったかなあ?
エンタメ度はゼロなのに、分かりづらくて長いってのは最高の嫌がらせだな。
このレビューはネタバレを含みます

不思議な世界観の映画。
母を亡くし、遺言で顔も知らない父に会いにコマラという街を訪れた主人公。そこはゴーストタウンだった。
街で見かけた住人に父ペドロ・パラモについて聞いて訊ねる内にこの街の歴史と深…

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傑作ってほどでもないけど、とりあえず南半球映画最高。生と死の境目も曖昧な量子的マジックリアリズムたまらん。自分もとっくに死んでて映画観てる地縛霊の気分で観てた。南の人々の風貌も言葉の響きも、家も街も…

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nm
2.5
単調で退屈。
4.0

因果律を生む前の混沌が表象されている。

普段は使わない認識回路を駆使して挑んだ。
それなのに鑑賞中に完全に振り落とされてしまった。そう、これは快感だ。このような感覚を求めて、この映画を観た。まさに…

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