『敵』
大学でフランス近代演劇史の教授をしていたが10年前にリタイアし、20年前には妻にも先立たれた渡辺儀助(長塚京三)は残りの人生に必要な経費を数少ない講演費や預貯金などを計算し古民家で食生活な…
妻に先立たれた男やもめ元仏文大学教授の一人暮らし
それにしても家事である
さぞやお困りのこと思いきや掃除・洗濯・料理まで何から何までテキパキなのである
特に料理である。魚焼き網で焼く鮭は勿論焼き鳥、…
モノクロである意味を感じた。
吉田大八監督の力量が凄かった。
長塚京三さん、素晴らしかった。
そして、役者さん、皆様素晴らしかった。
監督が
"自分自身、この先こういう映画は二度とつくれないと確信…
観てて不安になるというか気分が優れなくる映画だった
この映画で描かれてる敵は色々なんだけど、認知してたりしてなかったり、目を向けたり目を逸らしたり、静かににじり寄って来たり突然襲いかかってきたりと…
長塚京三が良いっ!!
一人丁寧な暮らしをしている前半シーン、手慣れた手つきで作る朝食がモノクロながら美味しそうで堪らない。
後半…
何が現実で何が夢・想像のことなのか分からなくなってくるところ…
定年後の男に訪れる、とある”敵”を描いた映画。日常系の映画で登場人物も限られていながら、見せ方や構成もとても良く、グッと引き込まれていく。
松尾貴史、松尾諭、瀧内久美、河合優美と演者も良い。
以…
妻に先立たれ一人で暮らす元仏文大学教授。
ある日「敵が来る」というメールが届き、徐々に現実と夢が混ざり始める…
白黒映画。基本BGM無し。
超淡々とした作品ですごく見る人を選びそう。シュールという…
ⓒ1998 筒井康隆/新潮社 ⓒ2023 TEKINOMIKATA