敵の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『敵』に投稿された感想・評価

タイトルバック・・・3.7
エンドロール・・・3.5
りき
4.2
最後の一瞬でモノクロが生きたように見えた
西から来るのは味方
マド
-

白黒で映し出される人間の輪郭には、なぜか妙な色気が宿る。色彩が奪われたぶん、息遣いや造形が際立ち、その人の生をむき出しにするのかもしれない。

前半の食事シーンが印象的。幸田文の『台所のおと』を思い…

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吉田大八監督が筒井康隆の小説を映画化した心理劇。
(2025、1時間48分、モノクロ)

妻に先立たれ古びた日本家屋でひとり暮らす元大学教授・儀助(長塚京三)は、生活費が無くなったら命を絶とうと来る…

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ボブ
4.0
孤独のグルメのような感じで始まり、淡々としているが面白かった。考察しがいがある内容であった。
groove
4.0
タイトルの「敵」は原作のタイトルでもあるが、物語に興味を持ってもらうための単なるフック。

原題含めて、このプロットならもっと良いタイトルがあったのでは。

雰囲気や演出が良いだけに、もったいなかった。
おもてたんとちがた
2.6

原作未読。筒井康隆らしい、現実と妄想が混濁する不思議譚。後半にかけてはその傾向がより強くなり、現実か妄想かの判別すら諦めてしまった。これを完全に理解して楽しむだけの素養は、自分にはありませんでした。…

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丁寧な暮らしが描かれている前半から敵のメールが来ることで段々とそれが崩れていく後半が観ていて辛かった。
にしてもご飯美味しそうだったな。

不思議な映画だった
単調だけど退屈しない

ある意味「敵」とは、己自身に迫っている「死」そのものだったんだろうか。

人間が日常の中で口にはしないものの、必ずと言っていいほど抱えているギルティみたい…

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