保護と支配は表裏一体という環境で、ヒロインが失った言葉を取りもどしていく話。
奇妙な姉妹の閉ざされた世界を描く暗黒チェコ映画みたいな作品かと思ったら違った。
久しぶりに観ているのが辛い作品だ…
このレビューはネタバレを含みます
「ある設定(ネタ)」を取り除けばあまり何も印象に残らなかった。
そのネタにしても過去の映画ですでに使われているので驚きや新鮮さが無い。
いろんな物事や出来事は、これまで積み重ねられたことの表出だ…
「九月と七月の姉妹」は以前から原作が気になっていたのですが、読まないうちに映画化が決まり、しかも監督がヨルゴス・ランティモスのパートナーと知り鑑賞。
ランティモス作品を思わせる不穏な空気が漂い、1…
監督のアリアン・ラベドは『籠の中の乙女』『憐れみの3章』的なランティモス作品のフォロワーと見ていいだろう(作品に出演していたり実妻であることも関係しているのだろう)。ランティモス作品は「支配的なシス…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
・全体的に説明が少ない映画だった
・姉妹共に中学生くらいの年齢なのかな。その割には言動が幼いような。赤い物は食べないと言ったり、動物の真似をしたり、更にそれでテレビのアテレコをしたり、物を盗ったり…
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