映画はこうあるべき、という固定観念に囚われたままなら、『奇麗な、悪』は受け止めきれないかもしれない。まさに型破りな試み――76分間、たったひとりの女の語りだけで観客を引きずり込む。監督・奥山和由は、…
>>続きを読む『奇麗な、悪』の公開を前にDMM宅配レンタルのDVDでまず瀧内公美さんの予習として『グレイトフルデッド』を観た。そのあと、「火」が収録されている新潮文庫の『銃』の表題作「銃」が原作の『銃』と『銃20…
>>続きを読む「グータンヌーボ」的オープニングも、華やかさではなく、どことなく不穏な空気が漂い始めるのは、瀧内公美が醸し出す雰囲気と、ピエロの人形が奏でる場違いに澄んだ口笛の“音”の仕業。
問わず語りな圧巻の独り…
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世界七不思議とされているあの空気同士が軋む謎の不気味な音響現象の一つとされているApocalyptic Soundのような「終末音」が時折鳴り響き、灯がジージーと音を立てて…
圧倒し続けた78分。
瀧内公美さんの長回し一人芝居が凄い。
閉院した病院なのに埃っぽさがなくあるのは口笛を吹く人形、飲みかけのワイン、肖像画、手紙。
きっと彼女は閉院後も何度か立ち寄っている気が…
オープニングからの映像美にドキッとする
瀧内公美さんのいやらしさ、意地悪さ、美しさ、何もかもが堪能できる
まるで金田一耕助が出てきそうな洋館
(友人の家の近くだった)
そこの絵画のモデルはき…
中村文則の短編小説「火」を映画化した作品。原作は敢えて読まずに鑑賞。
映画は瀧内公美の一人芝居で構成され、その演技力と魔性的な魅力に引き込まれていく。
精神科の病院内で彼女の幼い頃の大きな過ちと…
全編一人芝居という攻めた構成。
女がフラリと立ち寄った人気のない精神病院で自分の壮絶な反省を語りだす…という中身だけの勝負。
主演:滝内公美の美しさと演技力のおかげで一秒も退屈せずに観ることが出来た…
登場人物が一人だけの映画は初めてでしたので、私に楽しめるかどうか少し不安でしたが、そんなことを忘れてしまうくらい映画に惹き込まれました。これが演技なのかと思ってしまいました。それ程までに凄かったです…
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