外出から戻った夫。「我は神である」と妻に告げる。神が夫に乗り移ったらしい。そして愛を交わす。ゴダール脚本・監督・編集。研ぎ澄まされた映像、そして音楽。バッハ、ショスタコヴィッチ、オネゲル、ベートーヴ…
>>続きを読むいままで観た中でいちばん、触れたい欲望を刺激するゴダールかもしれん。
冒頭から左右に振られる音声でおっ?と期待が膨らんだがそれ以上だった。目が離せない。
加工しまくった色彩も好きだけど、自然光を特に…
“…影を説明できる光も、物が見えることを理由づける放射もない…”
『右側に気をつけろ』『アワーミュージック』に並ぶ現時点での俺のゴダールベスト。
徹底した逆光使い/やわらかく降りそそぐ自然光/夜道を…
神があるとき、人ならあるときと語りだす、神なら正確な日付を記述することでしか説明できない夏の日
父なき神は名前を持たないから新しく生まれることは出来ず、だからシモンという名前の男の肉体を奪って、実…
画面と音の格好良さにおいては映画史上でもトップクラスなんじゃないかと思える。撮影のシャンプティエによる美しい碧色の映画。ゴダールは相変わらず横移動ウマ男。この期に及んでリュミエール兄弟に挑戦する図々…
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