冒頭から暴力的な難解さだったので、早々に考えすぎるのをやめて、詩のように感覚的に味わうことにした。美しい映像と難しい言葉、そしてドラマチックな音の断片による不思議なコラージュに身を委ねていると、人間…
>>続きを読む「ゴダールの決別」は、1993年にジャン=リュック・ゴダールが手がけたフランス・スイス合作映画であり、神話。特にゼウスと人妻の関係—から着想を得た作品。物語は、スイスのレマン湖畔で暮らす平凡な夫婦、…
>>続きを読むこのような前衛芸術寄りの作品を普段見ないので鑑賞の作法が分からなかったのだが、普段見るような観客が見たいものを供給する商用映画と違い、監督が自分の見せたいものをぶつけてくるので、ある種絵画や彫刻を見…
>>続きを読む2023年 劇場鑑賞93本目
「追悼 ジャン=リュック・ゴダール映画祭」6本目
去年から追悼上映関連でゴダール10本ほど見て前日に「1PM」も見て何となくゴダールの頭の中、見るコツみたいなのが分…
ゴダールが80年代以降に発表した作品は全く面白くないというと作家のせいにしているようだから言い直すと、全く理解できなかった。その頃、何かの作品を観て、ゴダールを観るのはもうやめようと、決別したことを…
>>続きを読む