
空白は背負うのではなく抱きしめたい。午後の微風に火照る十代の体と同じ温度をして静かに脈打つその姿は夜の闇の暗がりの何倍も黒く艶やかで、明けることを知らない喪の深さに思わずいたたまれない気持ちになる。…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
正直、始めはほとんど寝ていた。
主人公の一人が亡くなるシーンもほとんど寝ていて覚えていない。
じきにこの映画に慣れてきて、見方がわかってくると目が離せなくなる。日常とは、本当にはこんなにも退屈なこ…
思春期の友情と苦悩、喪失を見事に描いた傑作。青春映画としてもベスト級。"死"が漂う切なさと残酷さの中に、ちゃんと優しさも感じる。
心情や"電車"等とリンクする横運動と縦運動が気持ち良い映像美が…
スケボー,建築中,猫死体,花.草集め.川流し,川飛び込み.泳ぎ,坂道,蟻,列車,スプレー,見失い,行方不明,川.石投げ,学校,手紙意地悪.喧嘩,木工,同級生指怪我,ホイットニー.車抜け,彷徨い,河原…
>>続きを読む私たちは静かに色々なものを失っていく。これから、どれだけのものを失うのか。誰を、何を、失わないといけないのか。
(ホイットニーが歩いている時のカメラワーク。自室でメールを読む横顔、柔らかい光、光…
イメージフォーラムで予告見てからずっと見たかったやつ。
さいきん村田沙耶香の「しろいろの街の、その骨の体温の」を読んで食らっていたので、後半パートはそれに近いものも感じた。
あと黒猫飼いにとってはや…
25.10
僕たちが大切にしたい,孤独と喪失 の話だった. 映画としての咀嚼の余地,重なり合うtimeline. 16mmで撮影された絵. 瑞々しさと不安定さ 静かで温かくて優しくて ふとした時に…
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