
素晴らしいデビュー作。
思春期の繊細な感情をセリフ少なく描写する構成がとても良かったです。
16mmフィルムで撮られた映画は、生きるものの世界と死者の世界が溶け合っているような独特の感覚で本当に…
生と死、此岸と彼岸を、まったく違和感を感じさせずにシームレスに繋いだ手法が見事なマジックリアリズム。観終わっていろいろ考えをめぐらせたくなります。
16mmフィルムのノスタルジックな映像が美しい世…
コップに入れた氷が溶け切らないうちに一瞬にして 自分の何よりも大切な人を失なった
会いたくて会いたくて
ただ会いたくて 涙が枯れ果てた
水に溶ける氷の音が聞こえる?
と静かに問われている気がした
…
“死は誰にも気づかれないまま、静かに近づいてくる”
本作は喪失の映画で青春映画でもありますが、根底には「見えないSOS」を描いた映画として自分は受け取りました。そこに幻想的な映像を重ねることで、「…
誰も私のことが見えなくても、ここには包まれた世界が広がっていて。それが明らかでなくても、溢れるほどの森のように波紋していて。
静寂が私を見つけて静寂は私に見つけさせる。
''一人は孤独ではない''
エレファントとファイトクラブを融合させて光で割るとこうなる。ジェームズベニングみたいな空と音の使い方をしてるとおもった。さいごらへんはもう因果の流れが逆転してるような印象すらあり、黒猫も生き返ったと…
>>続きを読む死と生、夢と現実。16mmフィルムに刻まれた、あまりに静謐で美しい境界線の物語。
カナダの新星グラハム・フォイによる驚異のデビュー作。郊外の町で親友を失った少年の喪失感と、孤独な少女の彷徨が、まるで…
『メイデン』親友とツルんでたスケボー青年コルトンの喪失&コミュニティを抜けたい孤独女子ホイットニーの葛藤。思春期の心に生じた穴や傷が治癒するまで要する長い時間の如く本編自体じっくり丁寧にワンカットを…
>>続きを読む(C) 2022 FF Films and Medium Density Fibreboard Films.