マルドロール/腐敗の作品情報・感想・評価

『マルドロール/腐敗』に投稿された感想・評価

90年代にベルギーで起きた少女拉致監禁・殺人事件に着想を得たクライムスリラー。事件の顛末を描くことよりも捜査を通じて自らの存在証明に取り憑かれてゆく主人公ポールの狂気にフォーカス。
モデルになったデ…

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2025年11月28日新宿武蔵野館
少女性愛事件、権力の腐敗、主人公の正義&人生が三つ巴になって、ぐるんぐるんする映画。
いや、どれか一つにしてくんない?と思ってしまった。
さすが「変態村」の監督だ…

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guido
4.0

面白かった
実際の少女誘拐事件を扱ったリアリティある作品っていうと、やたら憲兵所長が顔におどろおどろしい傷を負って黒眼帯してる漫画キャラだったり、グロ描写のそれがB級ホラー系だったり、はたまた主人公…

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4.0
試写で。めちゃくちゃかっこいいアバンタイトル。作風はドライで洗練されているが、ところどころに俗っぽさが宿る。人食い豚、乾いた銃撃戦の恐ろしさ。終盤の大胆なズーム演出のかましっぷりに作家の個性が見える。

レビュー記事全文はこちら↓
https://cula.jp/2025/11/28/maldoror-review/

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舞台となる90年代のベルギーは、「憲兵隊(軍隊由来の全国組織)」「地方…

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#シン・キネマニア共和国
#マルドロール/腐敗
#アントニー・バジョン #ローラン・リュカ #ベアトリス・ダル
#ファブリス・ドゥ・ヴェルツ

正義感も狂気に転化し得る危機を描いた実話ベースのフィク…

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見応えありました。ヴェルツ監督の前作『依存魔』は未見だが『変態村』『地獄愛』の印象からは語り手としてかなり成熟していて、勝手に頼もしいなあと思った。ベルギーでは知らない人がいない、というかこれきっか…

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90年代ベルギーの社会情勢、実際にあった少女失踪事件、156分(!)と胆力もいるけど、毎度、この世の地獄を見せてくれる、ファブリス・ドゥ・ベルツ監督(『地獄愛』『依存魔』)
ベアトリス・ダルも出てま…

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ファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督の真面目な犯罪スリラーだった。
ベルギーで1995年~1996年に起こった連続殺人犯・児童レイプ犯のマルク・デュトルーの事件をアレンジ加えてフィクションにしたもの。
組…

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テツ
2.5
このレビューはネタバレを含みます
2人の少女失踪事件を追う主人公が、徐々に暴走していく展開が面白かった。

腐敗した警察の闇は、どこにでもありそうです。

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