自分の穴の中での作品情報・感想・評価

『自分の穴の中で』に投稿された感想・評価

石川達三の原作を吐夢が映画化。後味の良くない作品。タイトル通りの人間像とはいえ、自分自身から逃げている。だれひとりとして、幸せな人がいない。
4.8

三國連太郎は男の欲の権化。
知的で清楚だけど強固なイメージのある北原三枝。その若さと美しい肢体。
『流離の岸』の作品を観たことがあったのでこの2人は今回もそうなるんだと。

三國連太郎が月丘夢路に手…

>>続きを読む

巨匠内田吐夢の名前はかねがね。だがしかし接点はほぼ無かったし、実際この作品自体も監督よりも役者が目立つ。ストーリーは琴線を華麗にスルーするものの、それでも北原三枝のスタイルの良さ、月丘夢路の妖艶さ、…

>>続きを読む
2.0
このレビューはネタバレを含みます
ドロドロ

「奥さん」「お薬をつければいいわ」「薬なんかつけませんよ。この傷は一緒の残しておきます」

20240618 0619
-

1955年日活作品。

内田吐夢帰国3作目。

この作品知らなかった。

月丘夢路、北原三枝、三国連太郎、宇野重吉、金子信雄による内面ドロドロの人間ドラマ。

観ていて何もスッキリすることがない。ま…

>>続きを読む
3.0
〖1950年代映画:小説実写映画化:人間ドラマ:日活〗
1955年製作で、石川達三の同名小説を実写映画化の人間ドラマらしい⁉️
暗い…映像じゃ無くて…内容が…の作品でした😅

2024年1,249本目

【プレイボーイって結局ドMだよな】

アマプラ上レイティング16+。
モノクロで音も割れていたりして(ただでさえボソボソと聞き取りにくい宇野重吉が咥えタバコしながら喋った時はお手上げ笑)また結婚騒動…

>>続きを読む
ryo
-
三國北原の鏡の前の『ロング・グッドバイ』的ショット、すごすぎる(撮影は峰重義)。

月丘夢路(志賀伸子)
北原三枝(志賀多美子)
三國連太郎(伊原章之介)
宇野重吉(小松鉄太郎)
金子信雄(志賀順二郎)
利根はる恵(桂子)
滝沢修(青山の叔父)
清水将夫(藤田)
左卜全(保田/訪問…

>>続きを読む

大別すればメロドラマなんだろうが、山本薩夫映画ばりに碌でもない連中ばかり出てくる。
(原作が石川達三と聞いて納得)

特に三國連太郎はプレイボーイ通り越してただの色悪。
しかも、ラストでその隣りにい…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事